コロナの効能①

インドでは、依然コロナが猛威を振るっています。
最近は、一日6万人の新規感染者が出ていて、その数は世界で最悪になっています。

一方、コロナのお陰で、プラスの効果も出てきています。

デリーの隣グルガオン市にあるMr.Royの自宅から撮った空

昨日、ビジネスパートナーのMr.Royと、最近の事情を話し合いました。

もちろん、インドでのコロナ感染拡大は収束する気配はまったく見られず、一部の地域では厳しいロックダウンが続いています。

その一方で、彼が大気汚染が無くなったことを、とても喜んでいました。
上の写真は、彼が送ってくれた、自宅から見た空の写真です。

「こんな澄んだ空は今まで見たことがない」
と、嬉しそうな口調で話し始めました。

彼の話では、大気汚染レベルが急激に改善していること。また、パンジャブ州では、数十年ぶりにヒマラヤ山脈が見られるようになったということです。

数十年ぶりに見えるようになったヒマラヤ山脈

Air Quality Index(大気質指数)という大気汚染の度合いを表す指標があります。
※「大気質指数」は、以下参照。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%BA%E6%B0%97%E8%B3%AA%E6%8C%87%E6%95%B0

インドの首都ニューデリー(Mr.Royの住むグルガオン市は隣接市)は、WHOが2014年、世界最悪の大気汚染都市として公表しました。その大気質指数は200でした。これは「極めて健康に良くない」というレベルです。
しかし、その後も大気汚染レベルは悪化の一途で、ピーク時は、危険ゾーンをも遙かに超える、900まで上昇しました。

ところが、今回のコロナでは、プラスの効能として、大気質指数が20以下まで低下し、澄んだ空が取り戻されました。

以下が、Mr.Royから送られてきた記事。
https://www.indiatoday.in/education-today/gk-current-affairs/story/covid-19-4-vital-environmental-changes-evidenced-in-india-since-lockdown-1673726-2020-05-02